英検5級の合格点と合格率は?小学生でも受かる勉強法をわかりやすく解説

基礎知識
こんな人向けの記事です
  • 小学生で英検5級を受けさせたいけど、合格ラインが分からない
  • 英検5級ってどんな問題が出るの?知ってる英単語がまだ少ないけど大丈夫かな


「合格点は何点くらい?うちの子のレベルで受かるのか気になる」「どんな勉強法なら小学生でも合格できるのか知りたい」

英検5級は、英語学習の入り口として多くの小学生が挑戦する人気の検定です。
ただ、初めて受ける保護者にとっては「どれくらいの力があれば合格できるのか」が分かりにくいですよね。

この記事では、英検5級の合格点・合格率・小学生でも受かる勉強法を整理していきます。
難しく考えすぎず、子どものペースで合格を目指すための具体的なヒントをお伝えします。

英検5級のレベルと出題内容を知っておこう

英検5級は、英語に初めて本格的に触れる子どもでも受けやすい構成になっています。
英検協会の公式基準では「中学初級程度」、つまり中学1年生の前半レベルが目安です。

出題形式と試験構成

英検5級は、筆記(リーディング+リスニング)で構成されています。
2025年度からはスピーキングテスト(オンライン形式)が必須化されていますが、合否には別判定されることが多く、まずは筆記を中心に対策すれば十分です。

  • リーディング:25問(短文穴埋め、会話文の空所補充など)
  • リスニング:25問(短い会話や説明を聞いて答える問題)

全体でおよそ40分ほど。英語が初めての子でも集中が切れにくい長さです。
また、マークシート方式なので書く力よりも「聞き取る」「理解する」力が重視されます。

英検5級の合格点はどのくらい?

保護者が一番気になるのがここですよね。
英検5級の合否は「スコア」で判断されますが、目安となる合格点を知っておくと安心です。

合格点の目安

英検は満点が1000点、合格基準スコアは419点前後です。
換算すると、全体の約60〜65%正解できれば合格というイメージ。

つまり、リーディングとリスニングを合わせて50問中30〜33問正解すれば合格ラインに届きます。
全問正解を目指す必要はありません。大切なのは、得意分野でしっかり点を取ることです。

セクションごとの目安スコア

  • リーディング:約350点満点中230点前後を目標に
  • リスニング:約650点満点中400点前後を目標に

リスニングの比重が大きいため、耳を慣らす練習が合格への近道になります。

英検5級の合格率と受験者データ

合格点を見てもピンとこない方は、合格率を参考にすると現実感がわきます。

最新の合格率(参考データ)

英検公式データによると、英検5級の合格率は約80〜85%
受験者の多くが小中学生で、初めて受ける人でも高い合格率を誇ります。

つまり、基礎的な単語と文法を押さえていれば、十分に合格を狙えるレベルです。
ただし、合格率が高い=簡単というわけではありません。
英検5級は“英語に慣れていないと意外と聞き取れない”ことも多く、準備の有無で結果が大きく変わります。

小学生が英検5級に合格するための勉強法

英検5級は範囲が広くないため、短期間でも効率的に合格を目指せます。
ここでは、初めて英検を受ける小学生でも続けやすい勉強法を紹介します。

1. まずは「聞く」ことから始める

英検5級ではリスニングの配点が高く、音に慣れることが何より大切です。
いきなり問題集を解くよりも、英語を耳にする時間を増やすことから始めましょう。

おすすめは次のような方法です。

  • NHK「基礎英語」やYouTubeの英語チャンネルで日常英語を聞く
  • 英検公式アプリや過去問の音声を流す
  • 英語のアニメ(ペッパピッグなど)を日本語字幕なしで見る

最初は意味が分からなくても、英語のリズムや発音に慣れていくことが大切です。

2. よく出る単語と表現を集中的に覚える

英検5級で必要な単語数は約600〜700語
「これを全部覚えないといけないの?」と思うかもしれませんが、日常会話でよく使う単語ばかりです。

たとえば、
family(家族)、school(学校)、weather(天気)、play(遊ぶ)、want(ほしい)など、
子どもがアニメや絵本で耳にしたことがある単語が多く出題されます。

単語カードやアプリを使うのも良いですが、イラストつきの英検5級ドリルなどを使うと、楽しく覚えられます。
おすすめは「英検5級をひとつひとつわかりやすく。」シリーズなど。

3. 過去問で「出題パターン」をつかむ

英検は過去問対策がとても効果的な試験です。
形式が安定しているため、過去3回分を繰り返し解くだけで出題傾向がつかめます。

過去問を使うと、

  • 問題の難易度や分量に慣れられる
  • 苦手分野(リスニング or リーディング)が分かる
  • 時間配分の練習になる

採点後に正答率を見ながら「あと何問取れれば合格点に届くか」を一緒に確認してあげると、子どものモチベーションも上がります。

4. リスニング対策は「シャドーイング」で仕上げる

過去問の音声を使って、聞こえた音を真似して声に出す練習(シャドーイング)をすると、聞き取り力が一気に伸びます。
完璧に真似する必要はなく、イントネーションやリズムをまねるだけでも効果的。

「聞いて、声に出して、意味を考える」このサイクルを習慣化できれば、英検5級のリスニングはほぼ合格レベルになります。

勉強期間の目安とスケジュールの立て方

小学生が初めて英検5級を受ける場合、2〜3か月の準備期間があれば十分です。

目安としては、

  • 1か月目:単語とリスニング中心
  • 2か月目:文法+過去問練習
  • 3か月目:模試形式で時間慣れ

毎日少しずつでも継続することが大事。
10分×2回でもいいので、英語を生活の中に組み込むことが合格への近道です。

合格した後に大切なこと

英検5級はスタートライン。
合格したら、ぜひ次の4級・3級にも挑戦してみましょう。
ここで得た「英語を勉強する習慣」が、将来の英語力の基礎になります。

また、合格証を見せて褒めてあげることも大切です。
「頑張ったら結果が出る」という成功体験が、子どもにとって何よりのご褒美になります。

まとめ

英検5級の合格点は約60〜65%、合格率はおよそ80%。
難しすぎず、子どもにとって「英語を楽しく学ぶ第一歩」となる試験です。

一気に覚えようとせず、毎日の積み重ねで耳と目を慣らしていけば、自然と合格点に届きます。
英語が得意でなくても大丈夫。
大切なのは、子どもが英語に前向きになれる環境をつくることです。

親の「応援する姿勢」があれば、英検5級はきっと乗り越えられます。
まずは1歩、英語への挑戦を楽しんでみてください。