東京の英国系インターナショナルスクール5選!BST・マルバーン・エプソムなど最新情報を徹底比較

こんな人向けの記事です
  • ブリティッシュスクールイン東京って有名だけど、年間学費が本当に高いの?実際いくら?
  • 2023年に開校したマルバーン・カレッジ東京って何が違う?IBとケンブリッジの両方が取れるの?

「東京で英国式カリキュラム(IGCSE・Aレベル)を学べるインターって今いくつあるの?」 「2027年に新しい英国系インターが開校するって聞いたけど、今から動いておく意味はある?」

こういった疑問を持って調べている方へ。この記事では、東京都内で英国式カリキュラム(ケンブリッジ国際カリキュラム・IGCSE・Aレベル)を採用しているインターナショナルスクールを2026年最新情報でまとめます。

日本に英国系インターが増えたのはここ数年の話です。長年BSTが唯一の存在感を放っていた東京の英国系インター市場に、2023年のマルバーン・カレッジ東京開校を皮切りに新設校が続々と登場しています。2027年にはエプソムカレッジ東京の開校も予定されており、選択肢が急拡大しています。

この記事では、各校の学費・カリキュラムの詳細・最新実績・向いている家庭のタイプまで比較します。英国大学・欧州大学への進学を視野に入れている家庭、または「IBではなくAレベルで深く学ばせたい」という家庭にとって、最も実用的な選校情報を届けます。


東京の英国系インターが急増している理由

まず全体の流れを把握しておきましょう。2020年以前の東京で「英国式カリキュラム(ケンブリッジ系)を本格的に学べるインター」といえば、BST(ブリティッシュスクールイン東京)がほぼ唯一の選択肢でした。

それが2022年のハロウ安比(岩手)・2023年のRSJ(千葉)・2023年のマルバーン東京と英国系ボーディングスクールの日本進出ラッシュが続き、東京都内でも英国系の選択肢が急増しています。この背景には「東京都の国際金融都市推進政策による外国人材誘致強化」「2030年目標で高度外国人材5万人増を目指す都の方針」があります。英国系インターの増加はトレンドではなく、都の政策に裏打ちされた構造的な変化です。

英国系インターを選ぶ最大のメリット:IGCSE・Aレベルという資格の強さ

英国系インターを選ぶ理由のひとつが「IGCSE(国際中等教育修了証書)とAレベルという英国式資格の強さ」です。

IGCSEは世界160カ国以上・10,000校超で採用されており、世界中の大学入学審査で認められています。Aレベルは特に英国・豪州・NZ・香港の大学入学に最も直結する資格で、オックスフォード・ケンブリッジ・インペリアル・UCLといった英国トップ大学への出願標準資格になっています。

IBに比べてAレベルが向いているのは「3〜4科目に絞って深く学びたい」「早い段階で理系または文系の方向が決まっている」「英国・欧州の大学に確実に出願したい」という家庭です。


①ブリティッシュスクールイン東京(BST):東京最大・最古の英国系インター

BST(The British School in Tokyo)は1989年創立、東京で最大・最古の英国系インターナショナルスクールです。在籍約1,100名・60カ国以上という規模は都内の英国系インターの中でダントツです。

BSTを語るうえで2026年時点の最も重要な情報は「2025年8月よりIBDPを導入した」という変化です。それまでのBSTはAレベルの学校でしたが、IBDP導入によって「AレベルかIBDPかを選択できる」という設計に移行しました。「英国式の深さ」と「IBの幅広さ」を1つの学校で両立できるインターは東京でBSTだけです。

BSTの2キャンパスと最新実績

BSTは2つのキャンパスで運営されています。Nursery〜Year 6(3〜11歳)は2023年8月に開校した麻布台ヒルズキャンパス(港区)、Year 7〜Year 13(11〜18歳)は世田谷区昭和女子大学内の昭和キャンパスです。麻布台ヒルズキャンパスはトーマス・ヘザーウィック(Vessel設計者)が手がけた建築として注目を集めています。

2025年のAレベル試験結果では「59%の成績がA*/A」という水準を記録しています。Aレベル平均ではA*/Aが50%を超えると上位校とされており、BSTの59%は東京の英国系インターの中でもトップクラスです。また2025年にSpear’s Schools Index「世界のトップ100私立学校」の1校に選出されています。

BSTの学費と入学条件

年間授業料はNursery(3歳)が約262万円から始まり、Year 13(18歳)では約384万円まで学年別に設定されています。入学時には出願料3.6万円・入学金40万円・施設設備費37.5万円の合計約81万円が加わるため、初年度はトータルで350〜480万円以上になります。実際には制服・給食・スクールバスなどを含めると初年度実質費用は420〜430万円程度という試算もあります。

入学条件は厳しく、英語が学習言語として機能しているか(「英語で学ぶ学校」ではなく「英語でアドバンストに学ぶ学校」)が重視されます。日本国籍のみの家庭は入学優先度が第4カテゴリーに位置づけられており、外国籍家庭・駐在員家庭が優先されることは明確にされています。


②マルバーン・カレッジ東京(MCT):2023年開校の「英国式×IB一貫」を目指す新星

Malvern College Tokyo(MCT)は2023年8月に東京都小平市で開校した英国系インターです。創立1865年の英国マルバーン・カレッジの日本校として、世界10校目のマルバーン系列校になります。

MCTの最大のポジションは「東京で初の英国式IB一貫校を目指している」という点です。現在IB PYPとMYPの認定を取得済みで、2027年までにYear 13まで学年拡張し、最終的に約900名規模のインターを目指しています。BSTと異なり、英国式の校風(ハウスシステム・全人教育)をIBカリキュラムに乗せるという独自のアプローチが特徴です。

MCTのカリキュラムと施設

MCTは英国式教育の核であるハウスシステムを採用しています。ハウスシステムとは学年を超えた縦割りのコミュニティで、生徒間の人間関係・課外活動・競技の単位になります。「ボーディングスクール文化をデイスクール(通学制)に持ち込む」という設計で、英国名門校の雰囲気を東京の通学型インターで体験できます。

日本文化を独自カリキュラムに組み込んでいる点も特徴で、茶道や書道・日本語など日本の伝統文化の学習がカリキュラムの一部になっています。「英国式教育×日本文化理解」というコンセプトは、日本人家庭にも外国籍家庭にも評価されているポイントです。

MCTの学費と入学条件

入学時費用として登録料30万円・校舎整備費70万円(計100万円、2023〜24年度入学は整備費免除)・メンテナンス費(2年目以降年間25万円)が別途かかります。年間授業料の詳細は最新の公式サイトで確認が必要ですが、英国系インターの標準水準として年間150〜250万円程度が参考値です。

小平市という立地は「西武国分寺線・拝島線の国分寺駅から徒歩圏」ですが、都心のBSTと比べると通学距離の確認が必要です。スクールバスの提供については公式サイトでの確認を推奨します。


③東京インターナショナルスクール(TIS):2026年8月に高輪ゲートウェイCITYへ移転

東京インターナショナルスクール(TIS)は在籍約380名・70カ国という多国籍環境を持つインターです。IBのフレームワークをベースにした教育を提供しており、厳密には「英国式専門」ではありませんが、英国・欧州出身教師の多さと国際的なカリキュラム設計から英国系の雰囲気を持つ学校です。

2026年の最大のニュースは、2026年8月に高輪ゲートウェイCITY(品川区)への移転が決定した点です。同タイミングでYear 12(高校2年生相当)の学年も追加され、幼稚園から高校3年生までの完全一貫教育が実現します。在校生保護者の大半は大使館や外資系企業の日本駐在員で構成されており、現時点で最も多国籍な環境のインターのひとつです。

高輪ゲートウェイCITYという「2026年8月開業の都市再開発エリア」への移転は、TISのブランド価値を一段引き上げる動きとして評価されています。


④エプソムカレッジ東京(2027年秋開校予定):170年の英国名門が都心・神田に上陸

エプソムカレッジ東京は2027年秋に東京・千代田区神田に開校予定の英国系インターです。1853年創立・170年以上の歴史を持つ英国エプソムカレッジの日本初校として、神田外語グループとの協力のもとで設立されます。

対象は3〜11歳(プリスクール〜Year 6相当)で、初年度の定員は約250名を予定。カリキュラムは英国式のIGCSEとAレベルを採用し、マレーシアの姉妹校(エプソムカレッジマレーシア)への進学接続や英国本校への留学機会も提供する予定です。

エプソムカレッジマレーシアの実績として、2025年のAレベル試験でA*/A比率56%・IGCSE試験でA*-B比率82%という水準を誇り、Class of 2025は英国Russell Group大学への合格オファーを100%獲得しています。「東京でプライマリーを学び、中等・高等はマレーシアまたは英国本校へ」という教育ルートが設計されており、英国大学進学を本気で目指す家庭への選択肢として注目されています。


⑤JIS(Japan International School):新宿区の老舗英国系インター

JIS(Japan International School)は新宿区に位置する、比較的小規模ながら長年東京の英国系インターとして機能してきた学校です。Year 1からYear 13まで一貫して英国式カリキュラムを提供しており、小規模であることによる「先生との距離の近さ」「個別対応の丁寧さ」が評価されています。

規模の大きなBSTとは対照的に、在籍数が少ないため学年ごとの担任との関係が深く、転入・編入の受け入れにも柔軟と言われています。英国系インターを探しているが「大規模校よりアットホームな雰囲気を好む」という家庭に向いています。詳細な学費・空き枠については公式サイトまたは説明会での確認をおすすめします。


最新トピック:東京英国系インター市場の2026年の変化

BSTが2025年8月にIBDP導入:AレベルとIBDPの選択制という画期的な設計

繰り返しになりますが、2025年8月のBSTのIBDP導入は東京の英国系インター史上で最も大きな変化です。2025年Aレベルの実績(59%がA*/A)という土台に加え、2027年に最初のIBDP卒業生が出る予定です。「IBか英国系かで迷っている」という家庭にとって、BSTは「両方を試してから決められる」唯一の学校になりました。

2027年・エプソムカレッジ東京開校で都心の英国系インターに新たな柱が登場

BSTの麻布台・MCTの小平・エプソム東京の神田という地理的な分散が、2027年以降の東京英国系インター市場の構図になります。都心(麻布台・神田)・郊外(小平)という選択肢の多様化は、「どのエリアに住んでいるか」によって選校の現実性が変わるという実用的な意味を持ちます。


口コミ・保護者の声から見えるBSTとMCTのリアル

BST在籍・卒業生保護者からは「英語力の高い子どもが集まっており、授業のレベルが非常に高い。保護者の英語力も求められる環境で、最初は大変だったが、その環境そのものが学びになった」という声が複数確認できます。

「麻布台ヒルズのキャンパスは施設が別格」という声も多く、最先端の教育施設を体験できることへの満足度は高い評価です。一方で「日本人家庭は入学優先度が低いため、空き枠が出にくい」という現実的な声も出ています。

MCTに関しては「開校3年目でまだ実績が蓄積中」という認識を持ちながらも、「ハウスシステムや全人教育の雰囲気が英国本校に近い」「小平という立地は都心からやや遠いが、環境は落ち着いている」という評価が出ています。2027年のYear 13拡張完成後にどれだけ実績が積み上がるかが、MCTの評価を固める決め手になりそうです。


編集部の一言:「東京で英国式を選ぶならBST一択」の時代は終わった

正直に言います。2020年まで「東京で本格的な英国式インターに入れたいならBST一択」という状況でした。それが2023年のMCT開校・2026年のTIS高輪移転・2027年のエプソム東京開校によって、選択肢が完全に変わっています。

現在の東京英国系インターの選択軸を整理するとこうなります。「英国・欧州の大学進学を確実に狙いたい、学費300万円台後半〜400万円台を出せる」→BST。「英国式×IB一貫で育てたい、小平の立地が許容できる、開校期のコミュニティを一緒に作りたい」→マルバーン。「70カ国の多国籍環境・高輪ゲートウェイの新キャンパスに魅力を感じる」→TIS。「2027年の英国系新設インターを今から押さえたい」→エプソム東京の事前登録。

東京で英国系を探している家庭は、この4校の説明会にすべて参加してから比較することをおすすめします。「見学してみると全然雰囲気が違った」という体験は、英国系インター選びで最も多い発見です。


おわりに

今回は東京の英国系インターナショナルスクール5校を最新2026年情報で徹底比較しました。BST・マルバーン・TIS・エプソム東京・JISという選択肢の特徴・学費・最新実績・向いている家庭タイプを整理しています。

「英国式カリキュラムで子どもを育てたい」という家庭には、今まさに東京が最も選択肢が豊富な時期に入っています。まずは各校の公式サイトと説明会から動き始めてください。

皆さんのスクール選びの参考になれば幸いです!


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