国際バカロレア認定のインターナショナルスクールをご存知でしょうか。近年では国際認定インターナショナルスクールの開校が相次いでいます。そこで、今回は国際バカロレアPYP認定インターナショナルスクールをご紹介します。また、各スクールの詳細と特徴についても徹底解説します。ぜひご覧ください。
はじめに
インターナショナルスクールを調べるときに必ず出てくる「国際バカロレア」という単語。国際バカロレアとは何なのでしょうか?
PYPってなに?
PYPのプログラムを実施している認定スクールはどこにあるの?
そんな方向けに今回は、IB(国際バカロレア)PYP認定スクールについて紹介します。
まずはその特徴とカリキュラムをまとめてみました。
国際バカロレアってなに?

IBは、International Baccalaureate(国際バカロレア)の略称です。IBと略されることが多いです。
国際バカロレアは、1968年にスイスのジュネーブで設立された非営利団体です。教育プログラムや、大学入学資格試験も国際バカロレアと呼ばれます。当初は、様々な国の大学入試制度に対応し、1つの国の制度や内容に偏らない世界共通の大学入学資格および成績証明書を与えるプログラムとして開発されました。2023年1月現在、世界159以上の国や地域で提供されています。
プログラムそれぞれの詳細につきましては、以下の記事をご覧ください。
PYP(プライマリー イヤーズ プログラム)

PYPは、 Primary Years Programme(プライマリー イヤーズ プログラム)の略称です。
PYPカリキュラムの特徴として、3歳~12歳までを対象としており、どのような言語でも提供が可能です。これにより、精神と身体の両方を発達させることを重視しています。
PYPのプログラムでは、初等教育に相当する内容を学ぶことができます。
授業では、国際教育の文脈において不可欠とされる、人間の共通性に基づいた、言語、社会、算数、芸術、理科、体育(身体・人格・社会性の発達)の6つの科目(幼児期にあたる3~5歳児では毎年最低4科目)を横断的なテーマとして取り扱います。
PYP(プライマリー イヤーズ プログラム)を実施している東京都のスクール
まずはスクールの特徴を一覧にまとめてみました。
所在地 | スクール名 | ホームページ | 対象年齢 |
---|---|---|---|
各キャンパスの詳細をご確認ください。 | アオバジャパン バイリンガルプリスクール | https://aoba-bilingual.jp/# | ✔プリスクール ✔キンターガーテン |
練馬区 光が丘(3歳~6歳、小学生、中学生) 目黒区 青葉台(18か月~6歳) 文京区 本駒込(高校生) | アオバジャパン インターナショナルスクール | https://www.japaninternationalschool.com/ | ✔キンターガーテン ✔初等部 ✔中等部 ✔高等部 |
江東区 白河 | ケイ・インターナショナルスクール | https://www.kist.ed.jp/ja | ✔キンターガーテン ✔初等部 ✔中等部 ✔高等部 |
プライマリー イヤーズ プログラムはどの言語でも提供が可能なので、実施しているスクールの数は非常に多いです。
アオバジャパン・バイリンガルプリスクール

アオバジャパン・バイリンガルプリスクールは、東京都23区を中心に展開している施設です。認可外保育施設で、各キャンパスの所在地となる市区町村に無償化対象施設として認定をされています(用賀キャンパスは世田谷区へ無償化対象施設の申請予定)。
アオバジャパン バイリンガルプリスクールの詳細は、こちらの記事をご覧ください。
アオバジャパン バイリンガルスクールをオススメするポイント
アオバジャパン バイリンガルプリスクールをオススメするポイントとして、もちろんK3以上のクラスに、IB(国際バカロレア)のPYP(プライマリ イヤーズ プログラム)を実施しています。これにより、日々のコミュニケーションで国際感覚を養うことができます。
また、一部のキャンパスで夏休みの2週間、年末年始の1週間、3月最終週の1週間に100%英語のシーズナルプログラムを開催しており、英語教育の点においてもオススメです。
他にもSTEAM教育など、オススメするポイントがたくさんありますので、ぜひアオバジャパン インターナショナルスクールについての記事も併せてご覧ください。
アオバジャパン インターナショナルスクール

アオバジャパン・インターナショナルスクールは、練馬区、目黒区、文京区に所属するインターナショナルスクールです。
詳細はこちらをご覧ください。
アオバジャパン インターナショナルスクールをオススメするポイント!
アオバジャパン インターナショナルスクールをオススメするポイントとして、IB(国際バカロレア)のPYP(プライマリ イヤーズ プログラム)に加えて、NEASCとCISの認定を受けていることです。
CISとNEASCは学校認定の機関です。なので、アオバジャパン インターナショナルスクールはカリキュラムも学校自体も認定されており、国際標準の教育を受けられるのは間違いないでしょう。
CISとNEASC認定の詳細につきましては、こちらの記事をご確認ください。
ケイ・インターナショナルスクール

ケイ・インターナショナルスクールは、江東区に所在するインターナショナルスクールです。
ジュニア図書館、メイン図書館と2つ図書館があり、設備が充実しています。15,000あまりの蔵書があり、大部分の蔵書は英語で、日本語、その他の言語の本もあるそうです。
大学への進学実績では、国内では名古屋大学、大阪大学、横浜国立大学、外国はアメリカ、イギリス、オーストリア、カナダなど、国内・国外を問わず進学実績があります。
スクールバスによる送迎や、スクールカフェもあるそうです。
ケイ・インターナショナルスクールをオススメするポイント!
ケイ・インターナショナルスクールをオススメするポイントとして、IB(国際バカロレア)のPYP(プライマリ イヤーズ プログラム)に加えて、11、12年生にDP(ディプロマ プログラム)も実施している点です。
ケイ・インターナショナルスクールのDPの平均点はDPの世界平均点を大きく上回っているそうです。なので、質の高いIB(国際バカロレア)教育を受けられるでしょう。
PYP(プライマリー イヤーズ プログラム)の優れている点
PYP(プライマリー イヤーズ プログラム)が優れている点として、日本語で実施が可能な点です。なので3歳から12歳と、初等教育の段階から国際バカロレアのプログラムを受けることができます。
国際感覚をはじめ、国際社会で生きるうえでの知識が身につくでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回はIB(国際バカロレア)PYPプログラムを実施している認定スクールについて紹介しました。皆様のスクール選びの参考になれば幸いです。
どの施設も魅力的で迷いますよね。 気になった施設は問い合わせてみてください。
子供たちの成長にとって大切な選択であるスクール選び。異文化の交流、多様性の理解、国際的な視野の拡充は、彼らの未来において貴重な経験となるでしょう。これからのスクールライフが、充実した学びと素晴らしい出会いに溢れ、子供たちの未来が輝くものとなることを心よりお祈りしています。