「英検って、受験料さえ払えば終わりだよね?」「続けて受けさせるとなると、総額が気になる」
英検を受けさせようと考え始めたとき、多くの親が最初に気になるのが費用のことだと思います。公式サイトを見れば受験料はすぐに分かりますが、実際にはそれだけで終わらないケースも少なくありません。
この先では、英検にかかるお金を受験料だけでなく、教材費や塾代まで含めて整理していきます。高いか安いかを決めつけるのではなく、どれくらい見ておくと安心かを考える材料として読んでもらえると嬉しいです。
英検は受験料だけでは終わらない

英検の費用について調べると、まず目に入るのが受験料です。確かに、試験を受けるために必ずかかるお金なので、ここが基準になるのは自然なことです。ただ、実際に準備を進めていくと、受験料以外にも細かい出費が積み重なっていきます。
ここでは、英検の費用を考えるうえで見落とされやすいポイントを整理します。
よくある勘違い
一番多いのは、英検は年に数回受けるだけだから、毎回の受験料だけを見ておけばいい、という考え方です。確かに一回分の金額だけを見ると、そこまで大きな負担には感じにくいかもしれません。
ただ、英検は一度で終わる試験ではありません。多くの家庭では、同じ級を複数回受けたり、合格後に次の級を目指したりします。そのたびに受験料がかかるため、結果的に総額は思っていたより膨らむことがあります。
見落としやすい費用
受験料以外で見落とされやすいのが、教材費です。問題集や過去問、単語帳などを揃えると、数千円から場合によっては1万円以上になることもあります。
さらに、家庭学習だけでは不安で塾や英語教室を検討するケースもあります。この場合、月謝や講習費が加わり、受験料とは別に継続的な出費が発生します。
総額で考える必要性
英検の費用は、単体で見ると大きく感じにくいものが多いです。ただ、受験回数や学習方法が積み重なることで、まとまった金額になります。
最初から総額のイメージを持っておくと、途中で想定外の出費に慌てることが減ります。英検を続けていく前提で考えることが、結果的に安心につながります。
英検の受験料はいくらかかるのか

英検の費用を考えるとき、まず軸になるのが受験料です。公式に定められている金額なので、ここを把握しておくことで全体像が見えやすくなります。ただし、級や受験方法によって差があるため、ざっくりとした目安として理解しておくのがポイントです。
級ごとの受験料目安
英検の受験料は、級が上がるごとに少しずつ高くなります。目安としては、5級・4級が数千円前半、3級で5,000円前後、準2級や2級になると6,000円〜7,000円台、準1級以上では1万円を超える水準になります。
小学生や中学生が最初に受けることの多い級では、1回あたりの金額は比較的抑えられています。ただ、同じ級を複数回受けたり、次の級へ進んだりすると、その都度受験料が必要になります。
個人申込と団体申込の違い
英検には、個人で申し込む方法と、学校や塾を通して申し込む団体受験があります。団体受験の場合、会場が身近であることや、申し込みの手間が少ない点がメリットです。
費用については、団体受験のほうが若干安くなるケースもありますが、必ずしも大きな差が出るわけではありません。ただ、会場までの交通費や付き添いの負担が減る点を考えると、結果的に出費を抑えられる場合もあります。
再受験時の考え方
英検は、一度で必ず合格する試験ではありません。特に初挑戦や、少し背伸びした級に挑む場合は、再受験を前提に考えておく家庭も多いです。
再受験になると、当然ながらその分の受験料が追加でかかります。合格するまでに2回、3回と受ける可能性があることを踏まえておくと、総額の見通しが立てやすくなります。
教材費と学習費はどれくらい見ておくべきか

英検の準備を始めると、次に気になってくるのが教材や学習にかかる費用です。受験料は公式に決まっていますが、学習方法は家庭によってさまざまなので、ここが一番差が出やすい部分でもあります。
市販教材だけで準備する場合
自宅学習を中心に進める場合、多くの家庭が市販の問題集や単語帳を使います。英検対策用の教材は種類が豊富で、1冊あたり1,500円から2,500円程度が一般的です。
1つの級につき、問題集と単語帳を1冊ずつ揃えると、教材費は3,000円から5,000円ほどになります。過去問を追加したり、リスニング対策の教材を買い足したりすると、もう少し増えることもありますが、比較的コントロールしやすい出費と言えます。
通信教材やオンライン教材を使う場合
最近は、英検対策に特化した通信教材やオンラインサービスを利用する家庭も増えています。月額制のものが多く、相場としては月2,000円から5,000円程度が目安です。
数か月利用すると、結果的に市販教材より高くなることもありますが、学習計画が立てやすかったり、子どもが一人でも進めやすかったりするメリットがあります。費用だけでなく、続けやすさも含めて考える家庭が多い印象です。
教材費が積み重なるタイミング
教材費は一度に大きな金額がかかるというより、級が上がるごとに少しずつ積み重なっていきます。3級、準2級、2級と進むにつれて、使う教材も変わるため、その都度新しい出費が発生します。
英検を長期的に考えている場合は、1回の受験ごとではなく、数年単位で教材費を見ておくと、後から慌てずに済みます。
塾や英語教室に通う場合の費用感

英検対策を進める中で、家庭学習だけでは少し不安を感じ、塾や英語教室を検討する家庭も少なくありません。特に3級以降は、ライティングや面接対策が必要になるため、外部のサポートを取り入れるケースが増えてきます。
英検対策塾の月謝目安
英検対策をうたっている塾や英語教室の月謝は、月8,000円から15,000円前後が一つの目安です。週1回の通塾が多く、学年や級によって金額は上下します。
短期間だけ通うつもりでも、試験前の2〜3か月は継続することが多いため、月謝だけで2万円から4万円ほどかかる計算になります。これに入会金や教材費が加わる場合もあります。
講習や直前対策の費用
塾によっては、通常の授業とは別に、英検直前対策講座や面接対策講座を設けていることがあります。1講座あたり数千円から1万円程度が一般的です。
必要なものだけを選んで受ける家庭も多いですが、受験前は不安になりやすく、結果的に予定より出費が増えることもあります。このあたりは、あらかじめ上限を決めておくと安心です。
通塾のメリットと費用の考え方
塾や英語教室に通う最大のメリットは、学習ペースを保ちやすい点と、苦手を客観的に見てもらえる点です。費用は決して安くありませんが、短期間で合格を目指したい場合や、親のサポートが難しい場合には、結果的に効率が良いと感じる家庭もあります。
英検にどこまで力を入れるかによって、通塾が必要かどうかは変わります。必ずしも全員が通う必要はありませんが、選択肢として費用感を知っておくことは大切です。
英検にかかる費用の総額シミュレーション

ここまで受験料、教材費、塾代について見てきましたが、やはり一番気になるのは、結局いくらかかるのかという点だと思います。ここでは、よくあるパターンを想定して、英検1回分にかかる総額の目安を整理します。
家庭学習のみで受験する場合
まずは、家庭学習を中心に英検を受けるケースです。市販教材を使い、塾や通信教材は利用しない前提で考えます。
この場合、受験料が5,000円から7,000円前後、教材費が3,000円から5,000円ほどになります。合計すると、1回の受験でおよそ8,000円から12,000円程度が目安です。
比較的コストを抑えやすい方法ですが、親のサポートや学習管理が必要になる点は意識しておきたいところです。
通信教材を併用する場合
次に、市販教材に加えて通信教材やオンライン教材を数か月利用するケースです。受験料は同じですが、学習費が月2,000円から5,000円ほど追加されます。
2〜3か月利用すると、学習費は4,000円から15,000円ほどになります。受験料と合わせると、総額は1万5,000円から2万円前後になることが多いです。
自宅学習でも進めやすくなる分、費用と手間のバランスを取りやすい選択と言えます。
塾や英語教室を利用する場合
塾や英語教室を利用する場合は、総額が一段階上がります。受験前に2〜3か月通うと、月謝と講習費で2万円から4万円ほどかかることが一般的です。
これに受験料と教材費を加えると、1回の受験で3万円から5万円程度になるケースも珍しくありません。短期間で確実に合格を狙いたい場合には、納得感のある出費と感じる家庭も多いです。
英検は、受験料だけを見ると比較的取り組みやすい資格に見えます。ただ、実際には教材費や塾代が重なり、思っていたより出費がかさんだと感じる家庭もあります。大切なのは、高いか安いかを判断することではなく、納得して使えるかどうかです。
費用を抑えたい気持ちは自然ですが、親のサポート時間や子どもの負担も含めて考えることが大切です。家庭学習で十分な場合もあれば、外部の力を借りたほうが結果的に楽になる場合もあります。




