「費用ってどのくらいかかる?」「子どもが言葉の壁で困らないか不安…」
こんなふうに感じている保護者の方、多いのではないでしょうか。
海外へのホームステイは、子どもにとって人生の中でも特別な経験。
新しい文化の中で暮らし、英語を使いながら学ぶ貴重な時間になります。
でも同時に、初めて海外に送り出す親としては「安全面」や「費用面」「現地での生活環境」など、気になることも多いですよね。
この記事では、
- 国際ホームステイとはどんなものか
- かかる費用の目安
- 実際の滞在内容と生活の流れ
- 参加前に知っておきたい注意点と準備
を中心に、経験者の声を踏まえてわかりやすく整理しました。
「我が子にも国際体験をさせてみたい」と考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
国際ホームステイとは?

国際ホームステイとは、海外の一般家庭に滞在しながら現地の生活を体験する留学プログラムのことです。
滞在期間は短期(1〜3週間)から長期(数か月〜1年)までさまざま。
特徴は、学校や寮ではなく「家庭」で生活する点。
現地の家族と食事をしたり、会話をしたり、週末には一緒に買い物や観光に出かけたり。
まさに現地の子どもと同じ日常を過ごす体験ができます。
英語の授業やアクティビティが含まれるプログラムも多く、語学だけでなく文化理解や自立心を育む機会にもなります。
滞在する家庭(ホストファミリー)について
ホームステイの中心となるのが「ホストファミリー」。
子どもを受け入れる家庭は、現地の教育機関やエージェントによって審査を受けた家庭です。
多くは教育に理解があり、過去にも留学生を受け入れた経験を持つ家庭。
家庭構成はさまざまで、
- 子どもがいるファミリー(にぎやかで生活体験が豊か)
- 夫婦2人の家庭(ゆっくり英語で会話しやすい)
- シングルマザー・シングルファザー家庭(子どもとの距離が近い)
などがあります。
どの家庭に滞在するかは、子どもの性格や希望、目的によってマッチングされます。
国際ホームステイの費用はどれくらい?

費用は国や期間、プログラム内容によって大きく変わりますが、目安を紹介します。
| 滞在期間 | 費用の目安(航空券含まず) | 内容の例 |
|---|---|---|
| 1週間 | 約20万〜30万円 | 語学授業+ホームステイ |
| 2週間 | 約30万〜45万円 | 現地学校体験+観光アクティビティ |
| 1か月 | 約50万〜70万円 | 日常生活+英語研修+週末活動 |
| 3か月以上 | 約80万〜150万円 | 学校通学+長期滞在(ビザ必要) |
これに加えて、航空券・保険・ビザ申請費用などが発生します。
短期なら総額30万〜50万円程度が一般的な相場。
長期になると100万円を超えるケースも珍しくありません。
費用に含まれるもの・含まれないもの
含まれる主な費用
- 滞在費(宿泊・食事)
- 語学レッスンやアクティビティ
- 現地サポートスタッフ費用
含まれない主な費用
- 航空券代
- 海外旅行保険
- お小遣い(現地での買い物・お土産など)
費用を抑えるなら、夏休みや春休みの短期プランが人気です。
また、近年はオンライン説明会や奨学制度を設けている団体も増えています。
実際の滞在内容と生活の流れ

ホームステイ中の生活は「家庭+現地アクティビティ」で構成されています。
プログラムによって異なりますが、基本的な一日の流れは次のようなイメージです。
1日のスケジュール例(平日)
| 時間帯 | 内容 |
|---|---|
| 7:00 | 起床・朝食(ホストファミリーと英語で会話) |
| 8:30 | 語学レッスンや現地学校に登校 |
| 12:00 | ランチ・友達と英語でコミュニケーション |
| 14:00 | アクティビティ(博物館見学・ショッピングなど) |
| 17:00 | 帰宅・ホストファミリーと夕食 |
| 20:00 | 宿題や会話、日記を書く時間 |
| 22:00 | 就寝 |
家庭によっては、週末に観光地へ出かけたり、スポーツやバーベキューに誘ってもらうこともあります。
ホストファミリーとのコミュニケーション
最初は「英語が聞き取れない…」と感じる子も多いですが、
数日で表情やボディランゲージで伝えるコツをつかみ、自然に会話ができるようになります。
会話のきっかけとして、
- 「日本ではどうしているか」を話す
- 「あなたの国では?」と質問してみる
この聞く姿勢が信頼関係を深めるポイントです。
国際ホームステイのメリット

ホームステイの魅力は「英語を学ぶ」だけではありません。
子どもたちは、環境の中で生きた学びを体験していきます。
英語を「使える」ようになる
英語で会話する時間が圧倒的に増えるため、
授業で習った単語や文法が実際に使える英語として身につきます。
間違いを恐れずに話すうちに、
「通じる喜び」→「もっと話したい」→「自然に伸びる」
という好循環が生まれます。
異文化理解と自立心の成長
ホストファミリーとの生活では、文化や価値観の違いに気づく場面がたくさんあります。
それは驚きでもあり、学びの連続です。
たとえば、
・食事のマナーの違い
・家族の時間の過ごし方
・考え方の違い
こうした違いを受け入れる経験が、多様性を理解する力を育てます。
さらに、家族と離れて過ごすことで、自分のことを自分で考える力も大きく育ちます。
世界への関心が広がる
ホームステイをきっかけに「もっと英語を学びたい」「次は他の国へ行ってみたい」と、
子どもたちの世界が広がります。
実際、短期ホームステイを経験した子の多くが、
その後に中学・高校での留学や英語検定の受験につなげています。
参加前に知っておきたい注意点

ホームステイは素晴らしい経験ですが、準備を怠るとトラブルにつながることもあります。
1. ホストファミリーとのミスマッチ
どんな家庭に当たるかは運もあります。
事前に「ペットが苦手」「小さい子がいる家庭がいい」など、希望を明確に伝えておくと安心です。
2. 英語力に過度な期待をしない
1〜2週間の短期では、英語力が劇的に上がるわけではありません。
大切なのは、英語に対する自信と話そうとする意欲を持ち帰ること。
帰国後にどれだけ英語を使い続けるかが、その後の成長を左右します。
3. トラブル時の連絡体制を確認する
現地で体調不良になった場合や、ファミリーとの関係に問題が生じた場合、
すぐに相談できる現地サポート窓口があるかを必ず確認しておきましょう。
信頼できるエージェントや学校を通じて申し込むことが、何よりの安全対策です。
国際ホームステイを成功させるために

最後に、ホームステイをより充実した体験にするためのちょっとしたヒントを紹介します。
- 出発前に「英語で自己紹介」を練習する
- 「ありがとう」「おいしい」「楽しい」といったポジティブな言葉を覚える
- 日記をつけて、帰国後に振り返る
こうした小さな工夫が、体験の満足度を大きく左右するとよく聞きます。
まとめ

国際ホームステイは、英語を使って「人とつながる」最初の実践の場です。
- 異文化を理解する
- 英語での自信をつける
- 自立心を育てる
そのすべてが、これからの時代に必要な力につながります。
海外へ行くのは勇気がいること。
でも、親が信じて送り出した一歩が、子どもにとってかけがえのない経験になるはずです。




