「横浜のインターはよく出てくるけど、それ以外のエリアの学校が全然わからない」「学費や通学のしやすさも含めて比較したい!」
…こういう悩みを持っている保護者の方、実は神奈川在住者の中でかなり多いんじゃないかと思います。神奈川のインター情報って、横浜・みなとみらいエリアの学校ばかりが注目されて、川崎・湘南方面の情報が圧倒的に少ないんですよね。
この記事では、横浜以外の神奈川県——川崎市・武蔵小杉・藤沢・湘南エリアで通えるインターナショナルスクールを一気にまとめ、特徴・学費・保護者目線のリアルな評判まで徹底解説します。エリア別にまとめているので、住んでいる場所に近い学校から探せるようになっています。
川崎・武蔵小杉エリアのインターナショナルスクール
川崎市、特に武蔵小杉周辺は、東急東横線・目黒線・JR南武線・湘南新宿ラインが集まる交通の要所として近年人口が急増したエリアです。子育て世代の流入が続いており、それに伴ってインターナショナルスクールの選択肢も少しずつ充実してきています。川崎エリアで注目度が高い学校を2校紹介します。
ローラスインターナショナルスクールオブサイエンス 武蔵小杉校
川崎エリアで最も話題になっているインターのひとつが、ローラスインターナショナルスクールオブサイエンス(Laurus International School of Science)武蔵小杉校です。「日本で唯一のサイエンスインターナショナルスクール」を名乗るとおり、ケンブリッジ国際カリキュラムと20年以上の実績を持つSTEM特化のカリキュラムが最大の特徴です。
武蔵小杉校はパークシティ武蔵小杉内という好立地にあり、JR南武線・東急東横線の武蔵小杉駅から徒歩約6分でアクセスできます。プリスクールはNewtonクラス・Galileoクラスで1歳半〜3歳を対象に各クラス14〜20名の少人数制。フルデイコース(8:30〜18:00)と5時間コース(9:00〜14:00)から選べます。
最新トピックとして注目すべきは2025年9月の高等部開校です。ローラスは東京港区芝の芝キャンパスを拠点に初等部・中等部を展開してきましたが、2025年秋についに高等部が加わり幼小中高一貫教育体制が完成。同時にCIS(国際学校評議会)のメンバーシップスクールにも認定されており、国際的な認定の厚みが増しています。武蔵小杉・武蔵新城の両校はプリスクール・キンダーガーデンのキャンパスですが、卒業後は芝キャンパスへ進学するルートが整っています。
川崎インターナショナルスクール
もうひとつ、川崎市内で長年運営している**川崎インターナショナルスクール(KIS)**があります。2歳〜12歳(小学部相当)を対象に、英語教育をメインとしながら日本語の指導も並行して行う独自スタイルのカリキュラムを展開しています。「楽しみながら学ぶ」を基本に、語学・算数・体育・美術工芸・実用科学・社会科学をカバーしています。
学校バスサービスを先着順で提供しており、川崎市内での通学のしやすさに配慮した体制があります。英語力を養いながら日本語・日本文化への誇りも大切にするというスタンスは、完全英語環境に不安を感じる家庭にも入りやすい設計です。
編集部の視点(川崎エリア)
川崎エリア全体を見渡すと、武蔵小杉はタワーマンション激増で子育てファミリーが急増したエリアです。ローラス武蔵小杉校はその流れに乗って注目度が上がっており、STEMと英語の掛け合わせという独自のポジションは他のインターにはない強みです。ただし小学部以上は芝キャンパスへの通学が前提になるため、子どもが小学生になったときの通学の現実も入学前に確認しておくことをおすすめします。一方の川崎インターナショナルスクールは、規模は小さいながら長年地域に根ざして運営してきた学校で、「英語×日本語」のバランス型を求める家庭に向いています。
藤沢・湘南エリアのインターナショナルスクール
湘南エリアは、海と山に囲まれた自然豊かな環境と東京へのアクセスの良さが人気の居住エリアです。近年は外国籍家庭の移住も増えており、インターナショナルスクールのニーズも高まっています。藤沢・辻堂・茅ヶ崎を中心に、幼児期から通えるスクールがいくつか存在しています。
湘南インターナショナルスクール(藤沢・辻堂)
藤沢市辻堂に拠点を置く湘南インターナショナルスクールは、0歳〜14歳を対象にしたバイリンガル教育が特徴のインターナショナルスクールです。JR東海道線辻堂駅から徒歩10分という立地で、湘南の自然豊かな環境の中で学べる点が保護者から支持されています。
教育理念は「4つのR」——Respect(尊重)・Resourcefulness(機知)・Responsiveness(応答性)・Responsibility(責任)を中心に据えており、知識の詰め込みより子どもの内面的な成長と国際感覚の育成を重視するアプローチです。英語使用率は最大90%ですが、子どもがプレッシャーを感じないよう柔軟に運用しているのも特徴です。保育にヨガを取り入れているなど、情操教育への力の入れ方もユニークです。
幼稚園部(Kindergarten)は2歳〜5歳が対象で、入学金20万円〜、年間授業料は約90万円〜(参考値)。無償化対象施設として認定されているため、保育の必要性が認定された家庭では月額補助が受けられます。小学部・中等部(〜14歳)まで一貫して通える体制が整っている点も、長期的に通わせたい家庭には安心感があります。
神奈川インターナショナルスクール 藤沢校・戸塚校
**神奈川インターナショナルスクール(KIS)**は、2003年創立の藤沢校と戸塚校の2拠点で展開するインターナショナルスクールです。0歳〜12歳を対象とし、英語をコミュニティ言語とした本格的な英語環境を提供しています。
藤沢校は藤沢駅から徒歩5分という好立地。帰国子女やインター出身の子に対応したクラスも設けており、英語力のレベルに応じた学びを受け入れています。インド・Cambridge Tiny Tots School、米国・Aldersgate Preschoolなどとの国際提携も持っており、グローバルなネットワーク感があります。藤沢校・戸塚校ともに指導監督基準準拠の私設保育施設として認定されており、全国の市町村への無償化給付請求が可能です。藤沢市・横浜市・大和市・鎌倉市・平塚市・東京都など広いエリアで補助申請ができる点は、実際の家計負担を抑えるうえで重要なポイントです。
編集部の視点(藤沢・湘南エリア)
湘南・藤沢エリアはインターの選択肢こそ多くはありませんが、自然環境の中でのびのびと英語教育を受けさせたいという家庭にはぴったりのロケーションが揃っています。湘南インターナショナルスクールは中等部まで一貫している点が他の小規模プリスクールと大きく違うポイントで、「卒業後の学校探し」を先送りにできる安心感があります。神奈川インターナショナルスクール藤沢校は駅徒歩5分という圧倒的な利便性と無償化対応の柔軟さが強みで、共働き家庭にも現実的な選択肢です。
保護者の本音——横浜以外の神奈川でインターに通わせてわかったこと
ここからは複数の保護者へのヒアリングや口コミをもとに、編集部が独自にまとめた内容です(特定個人の発言の転載ではありません)。
「武蔵小杉のローラスは英語の習得スピードが確実に速い、でも費用は覚悟」
ローラス武蔵小杉校に子どもを通わせている保護者からは「フルデイで週5通わせると、半年で英語への抵抗感がなくなった」「サイエンスの実験を楽しそうにやって帰ってくる」という声が複数聞かれます。一方で「週1〜2回の通学では英語はなかなか身につかない」という正直な声もあり、費用対効果を最大化するにはフルデイコースでの通学が前提になることは保護者間で共有されている現実です。
「湘南エリアは環境がいい分、選択肢の少なさが悩み」
湘南・藤沢エリアに住む保護者からは「海が近くて子育て環境は最高だけど、インターの選択肢が少ない」という声がよく聞かれます。湘南インターナショナルスクールや神奈川インターナショナルスクール藤沢校に通わせている家庭は、「横浜の大規模インターより規模は小さくても、先生との距離が近くアットホームな環境が気に入っている」という意見が多い印象です。
「運営体制の確認は絶対に必要」
小規模インターに関して聞かれるシビアな声として「困ったことやトラブルがあったときの対応が、認可保育園と全然違う」というものがあります。インターナショナルスクールの多くは認可外施設で、個人事業に近い運営体制のところも少なくありません。見学の際に「何かトラブルがあったときにどう対応しているか」を確認しておくことは、特に湘南エリアの小規模スクールを選ぶ場合には重要です。
エリア別・学校選び早見表
ここで、川崎・湘南エリアの学校を選ぶ際の判断ポイントを整理します。
川崎・武蔵小杉エリアで探している家庭で、「STEM・サイエンス×英語」という特徴ある教育を求めるならローラス武蔵小杉校が筆頭候補です。幼少期から英語と科学的思考の両方を鍛えたい、かつ将来的に小中高と継続した国際教育を受けさせたいという家庭に向いています。「英語と日本語のバランス重視・コミュニティ密着型」を求める家庭なら川崎インターナショナルスクールが現実的な選択肢です。
藤沢・湘南エリアで探している家庭で、「幼児から中学生まで一貫して通わせたい・情操教育も重視したい」なら湘南インターナショナルスクールが最有力候補です。「駅近・補助金対応・帰国子女も対応できる柔軟さ」を重視するなら神奈川インターナショナルスクール藤沢校が現実的です。
神奈川(横浜以外)のインターを選ぶときに必ずチェックしたいこと
最後に、このエリアのインターを選ぶうえで特有の注意点をまとめておきます。
まず「小学部・中学部まであるかどうか」の確認が重要です。神奈川(横浜以外)エリアのインターは、プリスクール(幼児期)しか提供していない施設が多く、卒業後の進路選びが突然始まるケースがあります。湘南インターナショナルスクールのように中等部まで持つ学校は少ないため、子どもが小学生になったとき・中学生になったときに「次どこへ通わせるか」を入学前から考えておくことは必須です。
次に「無償化対応かどうか」の確認も重要な実務的ポイントです。このエリアの認可外保育施設は、保育の必要性が認定されれば月額最大37,000円の補助が受けられます。神奈川インターナショナルスクール藤沢校・戸塚校のように、複数の自治体への給付請求に対応している施設もあるため、住んでいる自治体と学校が別であっても補助が使えるケースがあります。
また「認可外保育施設の指導監督基準準拠証明」を取得しているかどうかも、施設の安全管理の基準を確認するうえでチェックするべきポイントです。神奈川インターナショナルスクールはこの証明書を取得していることを公表しています。
まとめ:川崎・湘南エリアのインター選び、ポイントは「継続性・補助・見学」
横浜以外の神奈川でインターナショナルスクールを探すとき、東京や横浜ほど選択肢は多くありませんが、それぞれのエリアにキャラクターの異なる学校が存在しています。川崎・武蔵小杉ならSTEM特化の先進的なローラス、アットホームな川崎インター。湘南・藤沢なら自然豊かな環境での一貫教育が受けられる湘南インター、駅近・補助対応の神奈川インター藤沢校と、目的別に選びやすい構成になっています。
どの学校を選ぶにしても、必ず見学に行くこと、補助制度の適用可否を確認すること、そして「子どもが小学生・中学生になったときに通える学校があるか」を先読みして考えることが重要です。
このサイトでは神奈川県内のインター情報を横浜エリア含めて随時更新しています。ぜひ他のエリアの記事もあわせてチェックしてみてください。



