国際バカロレア認定のインターナショナルスクールをご存知でしょうか。近年では国際認定インターナショナルスクールの開校が相次いでいます。そこで、今回は国際バカロレアCP認定インターナショナルスクールをご紹介します。また、各プログラムの詳細と特徴についても徹底解説します。ぜひご覧ください。
はじめに
インターナショナルスクールを調べるときに必ず出てくる「国際バカロレア」という単語。国際バカロレアとは何なのでしょうか?
IB(国際バカロレア)?CP(キャリア関連プログラム)?
CPを実施している認定スクールはどこにあるの?
そんな方向けに今回は、国際バカロレア認定スクールについて紹介します。
まずはその特徴とカリキュラムを一覧にまとめてみました。
国際バカロレアってなに?

IBは、International Baccalaureate(国際バカロレア)の略称です。IBと略されることが多いです。
国際バカロレアは、1968年にスイスのジュネーブで設立された非営利団体です。教育プログラムや、大学入学資格試験も国際バカロレアと呼ばれます。当初は、様々な国の大学入試制度に対応し、1つの国の制度や内容に偏らない世界共通の大学入学資格および成績証明書を与えるプログラムとして開発されました。2023年1月現在、世界159以上の国や地域で提供されています。
プログラムそれぞれの詳細につきましては、以下の記事をご覧ください。
CP(キャリア関連プログラム)

CPは、Career-related Programの略称です。16~19歳までを対象としたキャリア教育・職業教育に関連したプログラムであり、生涯のキャリア形成に必要なスキルの習得を重視します(2012年新設)。一部の科目のみ英語、フランス語またはスペイン語で実施されます。
CPのプログラムでは、高校の教育に相当する内容を学ぶことができます。
CPのプログラムは、ディプロマ プログラム(DP)の一部科目、コアの科目、キャリア関連学習の3つの枠組みから構成されます。最低7科目以上実施されます。
スクールがそれぞれ提供する職業教育・キャリア教育にできるよう、枠組み自体を提供します。
CP(キャリア関連プログラム)を実施しているスクール
現在、IB(国際バカロレア)CP(キャリア関連プログラム)を実施しているスクールは日本には存在していません。しかし、認定候補校は存在します。まずはスクールの特徴を一覧にまとめてみました。
所在地 | スクール名 | ホームページ |
---|---|---|
長野県 長野市 東和田 | 長野日本大学高等学校 長野日本大学中学校 | https://www.nagano-nichidai.ed.jp/ |
日本国内では導入が難しかったCP(キャリア関連プログラム)ですが、長野日本大学学園が国内で初めて候補校に認定されました。
CP(キャリア関連プログラム)が優れている点
CP(キャリア関連プログラム)が優れている点として、英語、フランス語またはスペイン語で実施される科目があることです。
国際標準以上の教育を外国語を通して学ぶことができるため、国際的な考え方が身につくでしょう。
スクールの詳細と特徴
長野日本大学高等学校(学校法人 長野日本大学学園)
【所在地】 | 長野県 長野市 東和田 |
【対象】 | (中)、高 |
【時間】 | お問い合わせください |
【生徒数】 | 1265名(中学、高校) |
【教師:生徒比率】 | 106名(中学、高校教員数) |
【募集時期】 | こちらをご確認ください |
【料金】 | お問い合わせください |
【補足情報】 | |
【お問い合わせ・HP】 | 〒381-0038 長野県長野市東和田253番地 TEL:026-243-1079 FAX:026-259-3935 ホームページ:https://www.nagano-nichidai.ed.jp/ お問い合わせ: |
長野日本大学高等学校は、長野市東和田に所在する私立の高等学校です。日本大学の準付属校で特別推薦入試制度があります。
1959年に開校され、「自主創造」という建学の精神のもと、生徒一人ひとりの個性を尊重し、自ら考え、行動できる人材の育成を目指しています。
年間を通じて多彩な学校行事が開催されており、毎年10月に行われる「翔陽祭」(文化祭)は、生徒たちが主体となって企画・運営を行う一大イベントです。クラスごとの展示や模擬店、ステージパフォーマンスなど、生徒たちの創造力と協調性が存分に発揮される場となっています。
部活動も盛んで、運動部と文化部を合わせておよそ30の部が活動しています。特に、男子バスケットボール部や吹奏楽部は県内でも高い実績を誇っています。
ICT教育の更なる充実のため生徒全員にタブレット端末を導入しており、より効率性の高い授業展開を計画しています。また、プログラミング教育も検討されています。
タブレットは授業で用いられているだけでなく、スタディサプリで家庭学習することにも使われています。
長野日本大学高校をオススメするポイント!
長野日本大学高校ををオススメするポイントとして、豊富な進学実績があります。各学年に応じたガイダンスや進路セミナー、個別面談などを通じて、生徒一人ひとりの適性や希望を丁寧に把握し、最適な進路選択をサポートしています。
また、日本大学との連携により、大学の模擬講義や施設見学など、高大連携プログラムも充実しています。これにより、生徒たちは早い段階から大学での学びをイメージし、より具体的な進路設計を立てることができます。
進学実績としては、国公立大学や有名私立大学への合格者を毎年多数輩出しています。特に、信州大学などの地元の国公立大学への進学率が高いです。また、東京や関西圏の難関私立大学への進学者も増加傾向にあり、幅広い進路選択できるでしょう。
教科書は紙ですが、授業の資料、課題はプリントで配布されるのではなく、iPadを通じてデータで配布されるそうです。
課題の提出もデータで行えるのは便利ですよね。
長野日本大学中学校(学校法人 長野日本大学学園)
【所在地】 | 長野県 長野市 東和田 |
【対象】 | 中、(高) |
【時間】 | お問い合わせください |
【生徒数】 | 1265名(中学、高校) |
【教師:生徒比率】 | 106名(中学、高校) |
【募集時期】 | こちらをご確認ください |
【料金】 | お問い合わせください |
【補足情報】 | |
【お問い合わせ・HP】 | ホームページ:https://www.nagano-nichidai.ed.jp/exam-schedule/ お問い合わせ: |
長野日本大学中学校は、長野市東和田に所在する私立の中学校です。
2004年に開校され、質の高い中高一貫の教育を提供しています。「自主創造」という建学の精神のもと、生徒の個性を尊重し、自ら考え、行動できる人材の育成を目指しています。
グローバル化が進む社会に対応するため、英語教育に特に力を入れています。ネイティブ教員による授業や、英語を使ったコミュニケーション活動を積極的に取り入れ、実践的な英語力の育成を図っています。
また、タブレット端末も積極的に活用しています。デジタル教材やオンライン学習支援システムの導入により、生徒の学習意欲を高め、効果的な学習をサポートしています。
長野日本大学中学校をオススメするポイント!
長野日本大学中学校をオススメするポイントとして6年間の一貫教育があります。6年間を通じて、生徒の潜在能力を最大限に引き出し、効率的かつ効果的な学習が可能となっています。
また、基礎学力の徹底的な定着を図りつつ、思考力・判断力・表現力を育成するための授業を展開し、一人ひとりの学習進度に合わせたきめ細かな指導が行われています。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回はIB(国際バカロレア)CP(キャリア関連プログラム)について紹介しました。皆様のスクール選びの参考になれば幸いです。
どの施設も魅力的で迷いますよね。 気になった施設は問い合わせてみてください。
子供たちの成長にとって大切な選択であるスクール選び。異文化の交流、多様性の理解、国際的な視野の拡充は、彼らの未来において貴重な経験となるでしょう。これからのスクールライフが、充実した学びと素晴らしい出会いに溢れ、子供たちの未来が輝くものとなることを心よりお祈りしています。
将来的にはITやAI分野でのコースも設置されるかもしれませんね。