「子ども学童に通わせてるけど、その時間に英語学習をさせたい!」「学童に通わせている時間をもっと有意義に過ごさせてあげたい!」と考える方は増加傾向にあります。そこで今回は、英語を学べるアフタースクールとはどのような特徴なのか、どのようなメリットがあるのかを中心に解説していきます。
アフタースクールとは

そもそもアフタースクールとはどのような施設なのでしょうか?
アフタースクールとは主に小学1~4年生を対象としている子どもの預かり施設のことです。
小学校の授業終了後に「安全で快適な場所・さまざまな経験をできる場所」を提供し、子どもの成長につながる活動をします。
学童と習い事を融合した施設と認識しておけば大丈夫です。
そして、アフタースクールには英語教育を中心に行なっているスクールもあり、カリキュラムも豊富です。
アフタースクールの特徴
アフタースクールにはどのような特徴があるのでしょうか?
- 学童にはない送迎がある場合がある
- 語学力が身につく
- 豊富なカリキュラムがある
それぞれ解説していきます。
学童にはない送迎がある場合がある
一般的な学童には、送迎バスなどのサービスがありません。そうなると保護者の方が迎えに行く必要があります。
自宅の近くに学童があれば、手間ではないかもしれませんが、遠くにあると毎回毎回迎えに行くのは大変です。また、予定や仕事などで常に迎えに行ける体制にはないかもしれません。
ですが、アフタースクールではスクールバスや車などの送迎サービスがあることが多いです。
小学校が終わった後、車やバスなどで子どもを迎えにきえてもらいそのままスクールへ向かいます。
その後帰宅する際には、スクールのコーチが自宅まで子どもを送ります。
そのため、送り迎えのできない保護者の方でも安心して子どもを預けることができます。
語学力が身につく
語学を中心に指導しているスクールの場合、子どもの語学力を伸ばすためのプログラムが用意してあることが多いです。
そうしたスクールでは、ライティングやリーディングだけでなくスピーキングやリスニングまで、バランス良く育成し「活きた英語」を教えます。
また、座学だけでなく工作や遊び、スポールなどを英語で行うため、自然に英語を身につけることができるでしょう。
ほかにも英語以外の教材を英語で学んだり、異文化を理解し受け入れるイベントを経験することで、国際社会に通じる総合力を養うことができます。
語学に関しては英語だけでなく、中国語や韓国語、フランス語などプログラムによってさまざまな言語を学べるため、お子さんの興味や関心に合わせて選びましょう。
豊富なカリキュラムがある
アフタースクールのは、子どもの可能性を最大限に引き出すためにさまざまなカリキュラムが用意されていることが多いです。
例えばサイエンスや数学、語学や音楽などがあります。サイエンスでは子どもの好奇心を引き出すための実験を行ったり、音楽ではipadを使って作詞作曲をしてみたりと、さまざまな経験や遊びを通じて子どもたちの自主性や創造性を養うのです。
ほかにも子どもの思考性を養うためにマインクラフトというゲームをしたり、プログラミングを学びロボットを工作してみたりととても楽しそうなプログラムがたくさんあります。
アフタースクールにあるカリキュラムの例をまとめておきます。
- サイエンス
- 語学
- デジタルクリエイティブ(マインクラフトなど)
- プログラミング
- 音楽の作詞作曲
- スポーツ
- アート
通わせる際のデメリット

アフタースクールのデメリットはどういうところにあるのでしょうか?
デメリットを2点紹介します。
- 料金が高額
- 施設が学校から離れている場合がある
それぞれ解説していきます。
料金が高額
アフタースクールの料金は学童施設に比べて高額です。各スクールごとに異なりますが、一ヶ月分の料金で4万円〜8万円が学費の相場になります。
また、延長料金やお菓子代などの追加料金も発生する場合がありますので、相場の金額よりも少し高くなることが多いです。
アフタースクールは民間企業が運営しているため、公共サービスの学童よりは金額が高くなってしますのです。
ただ、その分アフタースクールでは学童では体験できない貴重な体験をすることができますし、質の高い教育も受けられます。
子どもがやりたいことや興味を持っていることが、検討しているアフタースクールでできるのであれば、一概に高いとは言えないでしょう。
検討しているスクールが金額にあったサービスを提供しているのかしっかりと確認しておきましょう。
施設が学校から離れている場合がある
学童施設は基本的に通っている小学校と併設されます。
一方アフタースクールは学校から遠いところにある場合も多く、子どもが1人で通うとなると難しいこともあるでしょう。
また、学校から遠いところに通うと、事故やトラブルに巻き込まれてしまう心配もあります。
そのような心配がある方は、送迎サービスを行なっているアフタースクールを検討してみましょう。
まとめ

今回はアフタースクールでも英語を学べるのかについて解説していきました。
アフタースクールにはさまざまなカリキュラムがあり、英語特化のスクールもあります。そのため子どもに英語教育をさせるためにアフタースクールに通わせるのもありでしょう。
学童としてだけでなく習い事もできるアフタースクールは、子どもにとって成長できる機会を設けてくれます。
確かに学童施設と比べると値段は高額ですが、その分貴重な経験や知識を提供してくれます。
値段に見合った教育を提供しているスクールをつけましょう。